ポラリスの独り言

奈良でデザインやライティングなどクリエイター活動をしている「ポラリスクリエイションズ」が徒然なるままに文を綴ります。

「アパラチアン序曲」を聴きました

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アパラチア山脈の風景

www.youtube.com

 

今回は吹奏楽曲「アパラチアン序曲」を紹介します。

 

<沿革・由来>

アメリカの作曲家で吹奏楽曲の巨匠、ジェームズ・バーンズ氏が1984年頃に作曲しました。

タイトルにもある「アパラチア」は、カナダ〜アメリカ合衆国に約2,600キロにわたり連なる「アパラチア山脈」を指しており、その麓にあるノースカロライナスクールのために作曲されたそうです。

 

<曲解説〜ポラリス風印象>

曲は華やかなオープニングに続き、ホルンとユーフォニウムから始まる快活なメロディーに他の楽器が合いの手を添えます。

そのメロディーが木管群に引き継がれ、緩やかに変化し、再度快活なメロディーがさらに彩を持って展開されます。

曲は中間部でゆっくりとなり、トランペットのソロから始まる哀愁漂う音楽の息吹が、夕暮れを思わせる茜色の静まった景色へと変化させて行き、そして深々とした静寂な夜を迎えます。

そして、太陽が地平線から顔を出したその時、オープニングの音楽が再度登場し、快活なメロディーとともに新しい一日が始まりを告げます。

爽やかな青空を思わせる音楽の元、昨日の景色とはまた違う表情を見せ、終盤に表れる木管楽器の細かい連符が元気な鳥たちのさえずりを連想させてくれます。

クライマックスを迎え、アパラチア山脈の壮大な景色を最大限に表現し曲は終わります。

 

<曲解説〜駄文>

吹奏楽曲の中でも、「急〜緩〜急」のオーソドックスな展開の曲です。

実は、バーンズ氏のこれまた名曲「アルヴァマー序曲」にも似た印象があり、存在が隠れがちな曲だったりもします。

私は両方とも演奏したことはありますが、時間的にも程良く、音の広がりや展開などからアパラチアン序曲の方が好きかなと勝手に思っております。

アメリカの景色が題材とされていますが、日本の情景をイメージを想像して聞いてみても違和感なく馴染み、日常に同化したかのような安心感が持てる曲だと感じられます。

吹奏楽コンクールでは中学校で演奏される機会が多く学校バンド用の曲と思われますが、大人のバンドでもぜひとも演奏して欲しい一曲です。

シンプルな音楽な分、じっくりとこだわって作り上げて行くには良い曲ですし、耳馴染みの良い音楽は演奏会のオープニングにも向いていることでしょう。

 

 

☆ーーーーーー基本情報ーーーーーー☆

【曲名】

♪ アパラチアン序曲

【作曲】

ジェームズ・バーンズ

【時間】

♪ 約6分30秒

【編成】

♪ Picclo

♪ Flute 1st & 2nd

♪ Oboe 1st & 2nd

♪ Bassoon 1st & 2nd

♪ B♭ Clarinet 1st & 2nd & 3rd

♪ Alto Clarinet

♪ Bass Clarinet

♪ Contrabass Clarinet

♪ Contra Alto Clarinet

♪ Alto Saxophone 1st & 2nd

♪ Tenor Saxophone

♪ Baritone Saxophone

♪ Trumpet 1st & 2nd & 3rd & 4th

♪ Horn 1st & 2nd & 3rd

♪ Trombone 1st & 2nd & 3rd

♪ Euphonium T.C. & B.C.

♪ Tuba

♪ String Bass

♪ Precussion1(Snare Drums,Tambourine,Triangle)

♪ Precussion2(Triangle,Suspended Cymbal)

♪ Precussion3(Cymbals

♪ Precussion4(Bass Drum)

Timpani

♪ Bells

※編成はミュージックエイト様のサイトからの情報となります。

https://www.music8.com/products/detail9708.php

 

※間違いやご指摘がありましたら、訂正させていただきます。

 吹奏楽ファンへの情報発信のため、お力添えいただけましたら幸いです。

「ドライブヘッド〜トミカハイパーレスキュー機動救急警察 サウンドトラック」を聴きました

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www.takaratomy.co.jp

 

 

アニメ「ドライブヘッド〜トミカハイパーレスキュー機動救急警察」のサウンドトラックを紹介します。

 

アニメの内容に関しましては、以前に紹介しました映画の紹介でもありました通りです。

コピペになりますが、以下あらすじを抜粋いたします。

事故や災害、犯罪に立ち向かうべく組織された機動救急警察が開発した、警察、消防、救急の各分野の車を素材としたロボット「ドライブヘッド」たちが活躍します。

ただ、そのドライブヘッドたちの主なドライバーは小学生の子供たちです。

大人よりも高い操縦性を見出された主人公、車田ゴウ(以下ゴウ)ら4人の小さなドライバーを中心に、様々な事故や事件を解決していく…というのが、ザクッとしたあらすじとなります。

 

アニメを見ていた時から音楽がただひたすらカッコいいっ!と思っており、いつになったら音源が出るのだろうと心待ちにしていました。

変形シーンや合体シーンなど、メカニックの描写の細かさに加えて、この音楽が加わることにより何倍も迫力が増しています。

私も全ての音楽がどのシーンで使われていたかまでは覚え切れていませんが、このサントラには緩急様々な37曲が入っております。

迫力あるシーンの音楽にばかり気に取られてしまっていましたが、緩く静かな曲もスッと耳に入ってきて心地よい感じです。

自然に耳馴染みが良い、逆にいうと聞き流してしまいがちな音楽ともなりますが、ストーリーを邪魔せずアニメを支えてくれていると思いますし、悪いことではないと思います。

 

音楽担当の平野義久さんは、クラシックから現代音楽まで幅広い見識があり、オーケストラやギターやシンセなどを巧みに取り入れ、その場その場に融け入る音楽を提供してくださっています。

出過ぎず控えすぎず…といったバランスの良さで、アニメのイメージをより高める影の立役者といっても良いのではないでしょうか。

 

サントラだけでも十分に聞き応えのある一品ですが、ぜひアニメと合わせて楽しむことをお勧めします。

 

簡単ですが、収録曲の感想をば綴らせていただきます☆

 

 

1. ゆけ!サイクロンインターセプター!

主人公車田ゴウの運転するドライブヘッド「サイクロンインターセプター」の曲です。

勇ましく突き進むメロディーと細かいアルペジオとホルンの吠える音が盛り上がりを演出し、ドライブヘッドのかっこよさを象徴していると思います。

 

2. はしれ!ホワイトクリスタルホープ!

救急に特化したドライブヘッド「ホワイトクリスタルホープ」の曲です。

アップテンポで颯爽とした感じがクリスタルホープの機敏性を感じされてくれます。

クリスタルホープに搭乗するのは石野ミコトとジンの双子で、2人で操縦します。

ミコトが女の子だからでしょうか、他のドライブヘッドの曲にはないキュートな感じが、颯爽とした中に垣間見えるような気もします。

 

3. ゴーレスキュー!

アニメの最初に流されるプロローグに流されている。重厚な打楽器が印象的な音楽です。

ドライブヘッド各機やサポートビーグルなどが次々と出発し、様々な難事件・事故に勇敢に立ち向かって行く…そんな情景が眼に浮かぶような始まりにふさわしい曲です。

 

4. …にげろぉぉ!

1話にてユウスケとアキラが逃走しているシーンで使われていた曲です。

とにかく何も考えずに逃げてしまえ…そんなカオスな状態が続く剽軽な曲です。

無我夢中を音楽で表現すると、こういった感じなのかもしれません。

 

5. ユル~く いってみよう

ほんとにユルくてこそばがゆくなる曲です。

何も考えずに…という点は「…逃げろぉぉ!」と同じですが、曲の印象は真逆ですね。

 

6. さてと ぼちぼち。。。

表題の通りですね。

ゆったりとしたテンポで「よっこいしょ」と重い腰をあげ、のんびりと歩いて行くシーンが連想できます。

たまに出てきていた産業スパイのマイコの登場シーンで、よく使われていたような気がします。

 

7. たちむかえ!ブレイブバックドラフト!

消防に特化したドライブヘッド「ブレイブバックドラフト」のテーマ曲です。

パワー重視の機体ということもあり、他の機体とは違い颯爽とした感じでなく、一歩一歩をずっしりと進んで行く重みのある曲です。

火災現場の荒々しくうねりをあげる炎や、消防のカラーである赤のイメージが連想できます。

 

8. けいかいたいせい

「ゴーレスキュー!」のメロディーを使った、緊張感のある音楽です。

スネアのマーチのリズムに合わせ、静かに盛り上がりをみせていきます。

ストリングが緊迫した感じをより演出しています。

 

9. クライシス

事件発生を思わせる不穏な印象を持つ音楽です。

打楽器の腹に響くような低いリズムと、破壊的なシンセの機械音が不気味さを感じさせます。

 

10. おそるべき あいて

RPGならボス登場…と思わせるような、悪そうな曲です(笑)

ストリングの細かい音に、ホーンセッションの強烈なメロディーが事件や事故の事の大きさを表現しているようです。

街を破壊しながらゆっくりと突き進んでくるような怖さがすごく出ています。

 

11. アイキャッチI(サイクロンインターセプター)

CMの前後に入るアイキャッチ、この短さは通知音にも良いかもですね。

 

12. ともだち

ピアノをフィーチャーした、ミドルテンポの優しい曲です。

多分、災難にあってばかりのゴウの同級生、カスミちゃんが出るシーンでよく使われていたような…

事故に巻き込まれやすいので、ドライブヘッドに助けられる事の多いカスミちゃん。

事故が解決した後の安堵感を表現するにピッタリの、心安らぐ曲です。

 

13. ちからを あわせて

ストリングアンサンブルが、澄み切った青空を思わせるような穏やかな曲です。

これはドライバーたちが一仕事を終えた後の充実感を表しているのかもしれません。

 

14. へいわへの ちかい

一つ一つの事件や事故を解決しても、それで終わりではない…今後も起きゆく事件・事故に対して力を尽くしていきたい、そんなドライバーの熱意や勇気を感じさせる曲です。

 

15. よぉし いくよッ!(ホワイトクリスタルホープ)

ロックテイストなホワイトクリスタルホープの曲です。

ビートがかなりきいている中で、伸びやかに奏でるギターが決まっています!

上述の通りクリスタルホープは2人のドライバーがいるためか、疾走する中でも息の合ったフレーズ感がアニメとリンクしていそうですね。

 

16. イェイ!ぜっこうちょう!

調子に乗っている曲ですね(笑)

個人的に、90年代によくあったようなロックバンドテイストな曲調にも聞こえます。

 

17. たよりになるやつ(ブレイブバックドラフト)

ドライブヘッドの曲がそれぞれ2曲は入っていますが、オーケストラ主体のものとロックテイスト主体のものがあるようで、こちらはバックドラフトのロックテイストの曲です。

やはり力重視の機体に合わせて重々しさがありますが、広がりのあるメロディーとハーモニーで爽やさも組み込まれた音楽です。 

 

18. アイキャッチII(ホワイトクリスタルホープ)

広がりのある音楽、短くてもカッコ良いです!

 

19. ひとやすみ

木管楽器を中心とした、ゆったりとした曲です。

思わず、寝ちゃいそうな安心感とまどろみ感があります。 

 

20. あれれ……

「???」と思わせる、最初の音色が耳に残りますね。

何だかモヤモヤする感じで足を進めていて、集中できていない感じが伝わってきますね。 

 

21. ひとあんしん

この中で一番日常感というか平凡感溢れる曲だなと思いました。

心が穏やかな時に聞いてほしい曲です。

 

22. なにかが おかしい

不思議な感じが、ウッドブロックやトライアングルなどの打楽器の合いの手で面白く演出されています。

 

23. ファンタズム

ファンタズムとは「幻想、幻影」という意味です。

モヤっとした感じが広がったりおさまったりと、淡々としたピアノの調べを中心に進められていきます。

 

24. きけんな かげ

気配を殺して、静かに密かに忍び寄ってくる影…気付いた時にはそれはあなたのすぐ後ろにいたっ…!

そんなちょっとホラーな印象の音楽です。

 

25. ゆだんたいてき(サイクロンインターセプター)

 「きけんな かげ」にも似た、不気味な敵の登場を思わせるナンバーです。

アニメで使われていない(と思う)部分で、疾走感ある曲調も隠されており、サントラならではの聞き応えのあるボリュームの曲です。

 

26. アイキャッチIII(ブレイブバックドラフト)

勇ましい感じが、コンパクトにまとまっています! 

 

27. くいしばれッ!(ブレイブバックドラフト)

バックドラフトの搭乗者、矢倉タイガは冷静沈着なキャラクターです。

が、その中にある熱意は他のドライバーと同じくかなり熱いです!

そんな彼とバックドラフトが組み合わさってできるのが、このようなどっしりとした落ち着きがありつつも、煮えたぎるような熱い音楽なのかもしれませんね。

 

28. おれたちなら できる!

叙情的なメロディーにアップビートが重なり、いい意味で暑苦しい曲です。

お互いに鼓舞しあい、成長を重ねていくドライバーたちの想いが感じられます。

 

29. たえるんだ!

不穏で重たい空気を感じる曲です。

長期化する事故や災害への対応に、苛立ちと不安を感じているのかと思わせるナンバーです。 

 

30. しゅつどう!S.I.Bマックス!

黒江田さんが登場するドライブヘッド「S.I.Bマックス」の曲です。

「S.I.Bマックス」は攻撃重視型というのもあり、他のドライブヘッドとは違ったものとなっています。

そのようなイメージはありつつも、根本は街の平和を守るのは一緒。

そんな、勇ましさと機動性、黒を基調とした「S.I.Bマックス」を思わせるイメージが出ています。

 

31. アイキャッチIV(ゴーレスキュー!)

かっこいいですね、伊沢さんや石動さんが出てきてもそう思えます(笑)

 

32. ゆめ うつつ

オルゴール的な音楽から始まり、音が少しながら徐々に加わり、よりボヤーっとした感じが「夢うつつ」を表現していますね。

 

33. えがおの ために

「へいわへの ちかい」が優しい音楽にアレンジされています。

アレンジの巧みさによりまた違った表情を見せており、音楽の面白さが出ていると思います。 

 

34. おつかれさまッ!

ハワイアンな雰囲気があるゆったりとしたポップインスト。

「さぁビール飲み行こうぜ」っていう感じがするのは、大人だからですかね(笑)

 

35. しんじる ちから

ストリングとギターが重なっているメロディーが実に気持ちいい一曲。

合間に流れるピアノでまた一息、力入れすぎに前に前進していきたいと思えます。

 

36. ヒア カムズ ザ ヒーロー(サイクロンインターセプター)

立ちはだかった困難をくぐり抜け、自分の力を信じて解決に向けてひたむきに頑張るドライブヘッドの力強さが存分に出ている名曲ですね!

トランペットの高鳴りが、本当にかっこいいです。 

 

37. ドライブヘッド フォーエバー

まさに、難事件を解決した後を感じさせる、爽やかかつ重厚な音楽。

最初のオーケストラ部分ですでに圧倒されていましたが、間に出てくる流れるドラムのビートに流れる曲間が斬新でノリノリになれるかっこよさでした。(恐らくその部分はアニメでは流れていないのでは…だから余計にびっくりしました)

清々しいエンディングにピッタリの曲だと思います。

 

 

駄文が過ぎました…以上です!

生で聴きたいなぁ、演奏会して欲しいですねぇ・・・o(゚ー゚*o)(o*゚ー゚)oワクワク

「映画ドライブヘッド〜トミカハイパーレスキュー機動救急警察」を観ました

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↑先日の映画公開イベントの一コマ(ドライブヘッドとシンカリオンが登場!)

www.tbs.co.jp

 

元はテレビで放送、続編がネット配信された「映画ドライブヘッド〜トミカハイパーレスキュー機動救急警察」を観てきました。

タイトルでもお分かりいただけるかなと思いますが、男の子に不動の人気を持つ車のミニチュアであるタカラトミーさんの「トミカ」が題材とされています。

 

事故や災害、犯罪に立ち向かうべく組織された機動救急警察が開発した、警察、消防、救急の各分野の車を素材としたロボット「ドライブヘッド」たちが活躍します。

ただ、そのドライブヘッドたちの主なドライバーは小学生の子供たちです。

大人よりも高い操縦性を見出された主人公、車田ゴウ(以下ゴウ)ら4人の小さなドライバーを中心に、様々な事故や事件を解決していく…というのが、ザクッとしたあらすじとなります。

映画では、かつて世間を混乱に陥れ、ドライブヘッドの活躍により消滅したと思われていた邪悪AI(人工知能)が、人型のアンドロイドに宿り「テラ」と名乗り復活。

人の負の感情を元に増幅されたパワーで、地球は壊滅の危機に晒されます。

ゴウたちドライブヘッドはテラの野望を食い止め地球を守ることができるのか…といったところで後は、本編を観ていただければと思いますv( ̄∇ ̄)ニヤッ

 

ぜひ、劇場で見て欲しいと思える作品です。

個人的見解ですが、その理由は以下の3点です!

1.大画面で見られるメカニックの迫力がカッコいい

2.子ども向けのアニメとは思えない人間臭さがジンとくる

3.影の立役者はバックミュージック

 

1.大画面で見られるメカニックの迫力がカッコいい

本作では、実に様々なメカが登場します。

ゴウら子供たちが操縦するソニックインターセプターを中心とした車両からロボット(作中では「ウォーカービークル」)に変形するドライブヘッドから、ジェット機や重機などのサポート用メカなど、実に細かい設定がされていて、随所にこだわりが見られます。

テレビやネットでも迫力のあった車両からウォーカービークルに変形するシーンや、サポート用メカとの合体(シンクロ合体)が、大きなスクリーンではより見応えのあるカッコよさになっています。

またドライブヘッドに登場する車両は、前売りの特典などでトミカとなってついてくるものがあります。

精巧なミニカーとして、長年に渡り男の子を魅了し続けてきたトミカ

そんな車両が大画面でアニメで動き、颯爽と風を切るシーンは小さな子供だけではなく、お父さんなど大人にも楽しんでいただけると思います

 

2.子ども向けのアニメとは思えない人間臭さがジンとくる

喜怒哀楽の感情が様々あり、そういった意味でもたくさん楽しめる作品なんですが、その中でも特に良かった感情が「悔しい」です。

2シーンの「悔しい」を紹介しておきます。

最初はゴウたち小さなドライバーたちが、とある事情で自分たちのドライブヘッドに乗れなくなってしまい、その最中で機体が損傷してしまったシーンです。

ゴウたち子供が操縦することでその能力を最大限発揮できていたマシンたち。

自分たちが操縦できないことで大切な機体が傷つく中、ただ唇を噛み締めていました。

わかりやすく泣くのではなく、ただ見るだけしかできなかった自分たちが歯がゆかったのでしょうか、大人っぽい感情表現だなと思いました。

もう一つは、別組織「機動強襲警察」でドライブヘッドに乗る青年、黒江田さんの悔しがるシーンです。

テラに乗っ取られてしまった自身の機体を、完成間近の新機体に乗り攻防を繰り広げる中、愛着のあった機体を自身の手で葬り去る結果となってしまいます。

その最後の攻撃となる直前に別れの言葉をかけて、任務完了後に思わず顔を地面に向ける…自身のマシンに向ける愛情の深さからくる、無念さが非常に伝わってきました

 

3.影の立役者はバックミュージック

テレビシリーズからずっと思っていたこと。

それは、音楽がすごく作品とマッチしていると思えることです。

特に、作中のバックミュージックはここ最近のアニメの中でも(全部は知らないので言い過ぎかもですが)秀逸だと思います!

オーケストラを中心とした編成で組んでいると思われますが、弦楽器の張り詰めた音や、金管(特に中低音)の地を響かせる音などが、ドライブヘッドの変形シーンや様々な攻防劇に程よい緊張感を与えてくれています。

見せ場が重厚な音楽で支えられているのに対し、それ以外のシーンの音楽ではライトなインストに抑えることで、盛り上がるシーンの演出を一際盛り上げていますね。

子供向けというのもあり他の映画に比べ音量は控えめにしているのですが、それでも音量以上に伝わる迫力があるのは、実は控えめなボリュームの中に潜む音楽の力が大きいと思います。

作画のクオリティとコマ単位で狙って音楽をはめ込む編集のレベルの高さも凄いのかなと思います。

これは言い過ぎじゃないと思います…だってサントラ予約していますものっ!!!(←だから何なのでしょうか、苦笑)

もちろん、ストーリーの面白さもあっての話ですので、悪しからず〜

 

と、駄文の極みに走っていますが、最後に一点。

話題の「シンカリオン」も登場していますね、私もめちゃ期待していました。

登場してよかったっ!って思ったのは当然なんですが、必要以上に「シンカリオン」を出してくれなくて嬉しかったです。

あくまでドライブヘッドを主軸にゲスト的な形で、後に引っ張ることもなくキレイに収めてくれた展開、流行りに任せすぎない姿勢が感じれられました。

 

楽しい時間を過ごさせていただきました〜☆

 

最後に、パンフレット買ったほうがいいみたいですよ☆

ネットチェックしていたら、どうやら細かい設定も載っている模様。

私ゲットし損ねたのですが、幸い家族でもう一度観に行く人もいますので買ってきてもらいます。

まだワクワクが続きますね、有り難やぁ〜(*・∀・)ノ

「ならしかたなし」を読みました

 

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www.hanayume.com

 

 

雪野下ろせさんの漫画「ならしかたなし」を読みました。

 

本屋さんで別の漫画を物色中の所、漫画棚の一番目立つ場所に幅いっぱいきかせていましたので、勢いで買って読んでみました。

日は浅いとはいえども、私も奈良県民…さて、奈良はどう描かれているのかと半分期待、半分ドキドキで拝見しました。

 

ザクッとしたあらすじになりますが、大仏様の顔(と色)をした、シャイで控えめだけど笑顔がステキな女子高生の「しゃな子」を中心とするコメディです。(…とは言っても、達観されたあの顔ですので、表情を察するのが難しく、そこがまた面白いです、汗)

そんなしゃな子に様々なアドバイスやツッコミを行うのが、クールで物知りな鹿の「鹿男」。

他にも、しゃな子が通う高校のイケメン男子高生のアルカイックスマイル王子こと「三六九(みろく)先輩」(顔も色も弥勒像の生き写しです、笑)など、奈良っぽい登場人物がシュールに登場していきます。

基本はしゃな子と鹿男が織り成すコントみたいなノリで話が続きます。

 

しゃな子がかなりの天然なのと、鹿男のしゃな子に対する熱い想いが、一話ごとに胸を何だかほっこりさせてくれます。

そんなゆるいテンポ感の中ですが、鋭く刺さる鹿男のツッコミがいぃ味を出しています。

また、近鉄電車や海なし県、陀羅尼助(奈良に古くからある漢方)などと、ふわりと奈良ネタを入れてくるので、細かい部分も見逃せない感じです。

 

個人的私観ですが、奈良の言葉は関西の中でもまったりとした感じが強いと思います。

丸みを帯びた言い方と、程よい低スピード感とでもいいましょうか。

基本的にそんな緩急のある漫画ではありませんが、じっくりゆっくり読むと奈良の良さがわかってもらえるのかな…と。

 

最近出たばかりなので、このまったり緩やかなテイストでどこまで奈良をフィーチャーしていけるのかが楽しみです。

できれば、奈良県全域をカバーできる細かいご当地ネタも存分に入れて欲しいですなぁ…だって、奈良だって広いんだもの(泣)

 

いつもながらの駄文になりますが、面白い漫画に出会えたことに感謝です★

「おげんさんといっしょ」を見ました

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www4.nhk.or.jp

 

楽しみにしていたテレビ番組「おげんさんといっしょ」を見ました。

 

星野源さんを中心としたゆるい音楽番組という内容でして、サザエさんカット風な奥様役の星野さんと、出演者一ミニマムかつお肌ツルッツルの高畑充希さん演じるお父様、強面の14歳思春期の女子中学生役の藤井隆さんの3役に加えまして、イケメン声優(かつ不思議で危険な匂いのする)の宮野真守さん演じるネズミが固定メンバーです(とは言いつつ、まだ2回目の放送ですが)。

今回は、上記のメンツに加えまして三浦大知さんが次男役(庭師という無駄な設定と凝った衣装がまた鯔背(いなせ))がゲストとして70分間を大いに楽しませてくれました。

 

前回一年数ヶ月前の1回目においては、Twitterで「♯おげんさん」が数十万のツイートを記録したとのことで、NHKもその功に再度あやかりたかったのでしょうか、設定もそこまで変えることもせずの2回目でしたが…皆さん、設定がうろ覚えでも、素がベースなのか無理もなく自然体で何の違和感もなかったです。

「前の放送が先週だったの?」とも思える、この日常感とアベレージ感が醍醐味です。

 

その上で、この番組のステキだと思えるのは以下の2点だと思いますっ!

1.脱力感×本気(マジ)

2.気取らない才能×キャスティング

 

無駄に解説してみましょう、駄文ですよ。

 

1.脱力感×本気(マジ)

→星野さんが番組でも「ゆるい感じの音楽番組がしたかった」と言っていましたが、時間は結構押すわ、無茶ブリもするわで、進行から見えるように「生放送でこんなん大丈夫なんか?」と危惧できそうなゆるさが目立ちます(狙ってそうなっていたらスゴいですね)。

 人気曲をランキングで出したり、世間をまさに席巻している時の人を出す訳でもなく、レトロな昭和テイスト漂うセットの中で星野さん中心のダラダラの進行は、民放でもなかなかできるものではないかなと思います。

 ただ、出演者もバンドメンバーも一流です。後にも綴りますが、ゆるいけど各方面のセンスにおいては隙のない人が揃っています…音楽はもちろんのこと、ボケやツッコミ、合いの手など進行のテンポ感も視聴者の期待を良い意味で裏切る小気味好い雰囲気、おそらくスタッフの皆様もかなり意気込まれたのでしょう、熱気が伺えますね。

 音楽は星野さん自らがアレンジされているのを、バンドマンたちがサラッとカッコよく、そしてムーディーにそれとなく演奏しているのも見どころ、いや、聞きどころですね☆

 

2.気取らない才能×キャスティング

→テレビ番組に限らず、クリエイトされたものは「才能」と「熱気」がないと、良かれ悪かれ反応はないと思います。

 この番組の出演者は、とても才能ある人が集まっています。

 星野源さんは、言わずと知れた現在のポップミュージックを代表する男性シンガーです。

 藤井隆さんも、新喜劇時代からの突出したテンション芸も勿論ですが、今回久方ぶりに披露いただけました持ち曲「ナンダカンダ」や星野さんの名曲「恋」のカバーから聞こえる確実な歌唱力はかなりの安定感がありますね(あれだけ暴走しながらも、笑)

 ネズミ演じる宮野真守さん(今回は実物の登場もありましたがかなり弾けていましたな…)は、幅の広い声色で演じ分けを行えますし、歌もとても上手です。

 今回、特にビックリしたのが高畑充希さん。

 星野さんの「Family Song」にて歌声を披露いただきましたが、堂々とした響きのある歌いっぷり!これは、ドキドキしましたね!

 4人ともこれだけのセンスがありながらも、それを自然体で気取らずに肩の力を抜いてできるんですよ…スゴい。

 そして、何だか10年来の友人のような仲睦まじさがあったり、ハラハラするような初対面感があるような部分もあったりで、憎めない感じが優越感とかコンプレックスとか凌駕しているのかなと大げさに感じていたりもしました。

 

駄文が過ぎましたが、何も考えずに楽しめるテレビ番組でした☆

夢物語ですが、あの中に入って藤井隆さんと狂喜乱舞してはっちゃけたいです(笑)

 

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※今回の画像はTwitterより引用しております