ポラリスの独り言

奈良でデザインやライティングなどクリエイター活動をしている「ポラリスクリエイションズ」が徒然なるままに文を綴ります。

「アパラチアン序曲」を聴きました

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アパラチア山脈の風景

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今回は吹奏楽曲「アパラチアン序曲」を紹介します。

 

<沿革・由来>

アメリカの作曲家で吹奏楽曲の巨匠、ジェームズ・バーンズ氏が1984年頃に作曲しました。

タイトルにもある「アパラチア」は、カナダ〜アメリカ合衆国に約2,600キロにわたり連なる「アパラチア山脈」を指しており、その麓にあるノースカロライナスクールのために作曲されたそうです。

 

<曲解説〜ポラリス風印象>

曲は華やかなオープニングに続き、ホルンとユーフォニウムから始まる快活なメロディーに他の楽器が合いの手を添えます。

そのメロディーが木管群に引き継がれ、緩やかに変化し、再度快活なメロディーがさらに彩を持って展開されます。

曲は中間部でゆっくりとなり、トランペットのソロから始まる哀愁漂う音楽の息吹が、夕暮れを思わせる茜色の静まった景色へと変化させて行き、そして深々とした静寂な夜を迎えます。

そして、太陽が地平線から顔を出したその時、オープニングの音楽が再度登場し、快活なメロディーとともに新しい一日が始まりを告げます。

爽やかな青空を思わせる音楽の元、昨日の景色とはまた違う表情を見せ、終盤に表れる木管楽器の細かい連符が元気な鳥たちのさえずりを連想させてくれます。

クライマックスを迎え、アパラチア山脈の壮大な景色を最大限に表現し曲は終わります。

 

<曲解説〜駄文>

吹奏楽曲の中でも、「急〜緩〜急」のオーソドックスな展開の曲です。

実は、バーンズ氏のこれまた名曲「アルヴァマー序曲」にも似た印象があり、存在が隠れがちな曲だったりもします。

私は両方とも演奏したことはありますが、時間的にも程良く、音の広がりや展開などからアパラチアン序曲の方が好きかなと勝手に思っております。

アメリカの景色が題材とされていますが、日本の情景をイメージを想像して聞いてみても違和感なく馴染み、日常に同化したかのような安心感が持てる曲だと感じられます。

吹奏楽コンクールでは中学校で演奏される機会が多く学校バンド用の曲と思われますが、大人のバンドでもぜひとも演奏して欲しい一曲です。

シンプルな音楽な分、じっくりとこだわって作り上げて行くには良い曲ですし、耳馴染みの良い音楽は演奏会のオープニングにも向いていることでしょう。

 

 

☆ーーーーーー基本情報ーーーーーー☆

【曲名】

♪ アパラチアン序曲

【作曲】

ジェームズ・バーンズ

【時間】

♪ 約6分30秒

【編成】

♪ Picclo

♪ Flute 1st & 2nd

♪ Oboe 1st & 2nd

♪ Bassoon 1st & 2nd

♪ B♭ Clarinet 1st & 2nd & 3rd

♪ Alto Clarinet

♪ Bass Clarinet

♪ Contrabass Clarinet

♪ Contra Alto Clarinet

♪ Alto Saxophone 1st & 2nd

♪ Tenor Saxophone

♪ Baritone Saxophone

♪ Trumpet 1st & 2nd & 3rd & 4th

♪ Horn 1st & 2nd & 3rd

♪ Trombone 1st & 2nd & 3rd

♪ Euphonium T.C. & B.C.

♪ Tuba

♪ String Bass

♪ Precussion1(Snare Drums,Tambourine,Triangle)

♪ Precussion2(Triangle,Suspended Cymbal)

♪ Precussion3(Cymbals

♪ Precussion4(Bass Drum)

Timpani

♪ Bells

※編成はミュージックエイト様のサイトからの情報となります。

https://www.music8.com/products/detail9708.php

 

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