ポラリスの独り言

奈良でデザインやライティングなどクリエイター活動をしている「ポラリスクリエイションズ」が徒然なるままに文を綴ります。

「アルビレオ」を聴きました

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白鳥座の口の部分に当たるβ星をアルビレオと言います(画像はWikipediaより)

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今回は吹奏楽曲「アルビレオを紹介します。

 

<沿革・由来>

日本で作曲家・指揮者として活躍されています保科洋先生が、1998年の全日本吹奏楽コンクールの課題曲としてかき下ろされた作品です。

ちなみにこのコンクールでは、かの「風紋」を含め課題曲を4つかかれております。

タイトルにある「アルビレオ」は夏空に輝く白鳥座のβ星の名前です。

尻尾部分にある一等星の「デネブ」の対になる嘴付近の星で、2つの星からなる二重星として天体ファンにもお馴染みの星です。

 

<曲解説〜ポラリス風印象>

優美かつ力強いファンファーレで曲が始まります。

和のテイストと優しくまどろんだ雰囲気は、流石、保科流といったところでしょうか。

燦然と輝く星を従え、しなやかな動きで天の川を羽ばたく白鳥を思わせる、緩やかなメロディーが木管楽器を中心に奏でられます。

再び力強い冒頭部の主旋が入り、その後、白鳥が羽を休ませ水面に浮かぶ様を表すような、静かで優しい中間部に入ります。

アルトサクソフォンの音色から始まるメロディーは弛やかな白鳥を、リズムを刻むビブラフォンマリンバ、ホルンは波紋を奏でているようです。

クラリネットによるソロで中間部が終わりを告げると、冒頭部の主旋が登場し、白鳥が再び羽を広げ飛び立ちます。

来たる冬に向け、長い旅へと出るのでしょうか、翼を大きく振りかざすように曲はクライマックスを迎えていきます。

力強くも美しいハーモニーが打楽器の激しい音打と共に終焉を迎えます。

 

<曲解説〜駄文>

個人的にも思い入れのある曲であること、そして保科先生の「風紋」や「復興」などの名曲の陰に隠れがちなこの曲を是非知ってもらいという思いから、今回ピックアップしました。

まず、私がオーボエを始めて数ヶ月でコンクールに参加した時の課題曲でした。

ろくすっぽ吹けないけれども、だからと言ってキレイなメロディーを汚したくないと思い、下手なりに頑張って吹いていました。

だからでしょうか、この曲に出会えたことはオーボエを長く続けるきっかけになったかもしれません。

決して難しいとは言えませんが、生易しくない曲です。

ハーモニーを全員で合わせ繋いでいく、という基礎の部分が重要になってくるので、演奏会の演目として、また基礎練習の一つとして取り入れても良い曲でしょう。

 

 

☆ーーーーーー基本情報ーーーーーー☆

【曲名】

アルビレオ全日本吹奏楽コンクール1998年度課題曲)

【作曲】

♪ 保科 洋

【時間】

♪ 約6分00秒

【編成】

※編成不明

 

※間違いやご指摘がありましたら、訂正させていただきます。

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